HT4P
Safety Commander

有線LANでの使用・メカニカルスイッチの搭載が可能な HT4P形

人間工学に基づいた持ちやすさ、操作性を追求

さまざまなサイズのタブレットを簡単に取り付け可能

 

USB/LAN変換器/USB Power Delivery 内蔵

有線LANにより環境に左右されない安定した通信。
通信しながらのUSB充電が可能でタブレットのバッテリ切れの心配が不要に。

 

メカニカルスイッチ搭載可能

さまざまな用途に使える当社LBシリーズスイッチを最大3つまで搭載できます。
※標準品10種類に加え、特殊品として組み合わせも可能です。。
※お客様のご希望のLBスイッチを取り付けて出荷することも可能です。
※特殊対応でジョイスティックの搭載も可能です。

 

大型タイプのタブレット対応

操作しやすい10~13インチの大型タブレットでも大型スライド機構により取り付けできます。高機能タブレット、堅牢タブレットも搭載可能。

 

回転式グリップ

回転式グリップにより縦に横にと、操作しやすいタブレット位置に変更可能。イネーブルスイッチは、手の大きさに関わらず保持しやすい形状に。タブレットの自重による不用意な回転の防止機能も有り。

 

防水コネクタ/
有線LAN・スイッチ接点・電源接続ケーブル

アクセサリ。コネクタによりワンタッチでケーブルの着脱が可能のため、ケーブルの保守対応が容易に。




 

可動式取付けフック&スペーサ

タブレット装着時、タブレットの電源/音声ボタン等の干渉を防止。タブレットの大きさに合わせ、しっかりと取り付けることができます。

各部の名称

NEW

「新型非常停止用押ボタンスイッチ(ボタン色:白、点灯色:赤)」搭載モデル

ISO13850:2015(JIS B9703:2019)に対応した新型照光タイプの非常停止用押ボタンスイッチ(E-Stop)を搭載したモデルを発売しました。

安全規格の内容

ISO13850:2015(JIS B9703:2019)4.3.8項では、取り外し可能な非常停止機器またはケーブルレスコントーラを設置する場合に、非常停⽌装置がアクティブか非アクティブかの混乱を避けるため、以下の3つの内一つの方策を採らなければならないことが明記されています。

① アクティブな非常停⽌装置の照光によって⾊を変える
② 非アクティブな非常停⽌装置の、自動または手動にてカバーをかける
③ 取り外し可能な装置を適切に保管する
(※ISO13850:2015の内容を一部抜粋、要約)

着脱して使用する場合は、新型非常停止スイッチをおすすめ

安全規格要求により、着脱して使用する場合は上記3つのいずれか一つの対策を行う必要がありますが、②と③の方策については⼈の作業に依存するため、カバーや適切な保管をしなかった場合には安全が確保されず、事故の原因になる可能性があります。

一方、①については操作端末の着脱によって、非常停⽌スイッチのボタン色が変化するため、有効/無効状態を目視によって判断ができ、⼈の作業に依存せず安全性を確保しやす利点があります。

また、タブレットとセーフティコマンダを使用する場合は、以下のような利点があります

一般的なティーチングペンダントの場合
(非常停止スイッチ(ボタン色:赤))
jp-HT3P-estop01.jpg

ケーブルコネクタを外すと電源が切れ、ペンダントの画面が消灯するため、非常停止スイッチ(ボタン色:赤)でも有効/無効状態を判断できるとの意⾒があります。

タブレットティーチングペンダントの場合
(非常停止スイッチ(ボタン色:赤))
タブレットティーチングペンダントの場合

ケーブルコネクタを取り外しても、タブレットは自⾝はバッテリで駆動するため液晶は点灯し続けるため、一⾒すると非常停止スイッチは有効状態にあると誤認される可能性があります

jp-HT3P-HT4P-arrow.png

タブレットティーチングペンダントの場合

(非常停止スイッチ(ボタン色:白、点灯色:赤))
タブレットティーチングペンダント白ハンドルタイプの場合


新型非常停止スイッチをタブレットティーチングペンダントに使⽤することで、非常停止スイッチの有効/無効状態を明確に判断でき、作業者の安全性の向上が期待できます。さらには、安全規格で定められているカバーや保管による管理の手間もなく、利便性も向上します。

仕様など詳しくは、以下からカタログをダウンロードしてご確認ください。

現場の課題を解決するソリューション

ロボティクス

ティーチングペンダントの置き換えに

無人搬送車(AGV)

AGV/AMRのマニュアル操作と安全性向上

搬送ライン

確認時間の短縮と手間を減らす

一般産業機械

必要な機械にだけ使うという選択も可能に

インテグレータ

タブレットを使った操作システムの安全性向上

エンドユーザ

既存設備のタッチパネルをタブレットに置き換え

大型設備

確認作業の安全性と効率化を両立

※セーフティコマンダはIDEC株式会社の商標です。