Safety Commander

生産現場で使うタブレットにも安全機能を。

セーフティコマンダなら、ISO/IECの安全規格に則った
安全機能をカンタンに装着できます。

HT3P形


 ベーシックタイプ
 扱いやすい軽量タイプ
 タブレットサイズ: 8~11インチ
 ケーブル直付け(ケーブル付属でローコスト)

HT4P形


 USB/LAN変換機・USB Power Delivery内蔵(HT4Pのみ)
 メカニカルスイッチ搭載可能(HT4Pのみ)
 タブレットサイズ:10~13インチ
 ケーブルコネクタ接続式(ケーブルの着脱が可能)

さまざまなサイズのタブレットに安全機器をかんたんに装着

タブレットと一緒に非常停止ボタンとイネーブルスイッチを持ち運べる、セーフティコマンダ

HT3P-HT4P-img03.jpg

HT4P形はUSB/LAN変換器内蔵

有線LANを使用することで環境に左右されない安定した通信が可能に。

また、メカニカルスイッチの搭載も実現!

近日発売予定

「新型照光タイプ 白色ハンドル」搭載モデル

ISO13850:2015(JIS B9703:2019)で求められる新型照光タイプの非常停止用押ボタンスイッチ(E-Stop)を搭載したモデルを近日発売します。

安全規格の内容

ISO13850:2015(JIS B9703:2019)4.3.8項では、取り外し可能な非常停止機器またはケーブルレスコントーラを設置する場合に、非常停⽌装置がアクティブか非アクティブかの混乱を避けるため、以下の3つの内一つの方策を採らなければならないことが明記されています。

① アクティブな非常停⽌装置の照光によって⾊を変える
② 非アクティブな非常停⽌装置の、自動または手動にてカバーをかける
③ 取り外し可能な装置を適切に保管する
(※ISO13850:2015の内容を一部抜粋、要約)

着脱して使用する場合は白ハンドルをおすすめ

安全規格要求により、着脱して使用する場合は上記3つのいずれか一つの対策を行う必要がありますが、②と③の方策については⼈の作業に依存するため、カバーや適切な保管をしなかった場合には安全が確保されず、事故の原因になる可能性があります。

一方、①については操作端末の着脱によって、非常停⽌スイッチのハンドル⾊が変化するため、有効/無効状態を目視によって判断ができ、⼈の作業に依存せず安全性を確保しやす利点があります。

また、タブレットとセーフティコマンダを使用する場合は、以下のような利点があります

一般的なティーチングペンダントの場合
(赤ハンドル E-Stop)
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ケーブルコネクタを外すと電源が切れ、ペンダントの画面が消灯するため、赤ハンドルのE-STOPでも有効/無効状態を判断できるとの意⾒があります。

HT3P形
タブレットティーチングペンダントの場合
(赤ハンドル E-Stop)
jp-HT3P-estop01.jpg

ケーブルコネクタを取り外しても、タブレットは自⾝はバッテリで駆動するため液晶は点灯し続けるため、一⾒するとE-STOPは有効状態にあると誤認される可能性があります

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タブレットティーチングペンダントの場合
(白ハンドル 新型照光タイプのE-Stop)
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HT4P形
タブレットティーチングペンダントの場合
(赤ハンドル E-Stop)
jp-HT3P-estop01.jpg

ケーブルコネクタを取り外しても、タブレットは自⾝はバッテリで駆動するため液晶は点灯し続けるため、一⾒するとE-STOPは有効状態にあると誤認される可能性があります

jp-HT3P-HT4P-arrow.png
タブレットティーチングペンダントの場合
(白ハンドル 新型照光タイプのE-Stop)
jp-HT3P-estop03.jpg


白ハンドル 新型照光タイプのE-STOPをタブレットティーチングペンダントに使⽤することで、E-STOPの有効/無効状態を明確に判断でき、作業者の安全性の向上が期待できます。さらには、安全規格で定められているカバーや保管による管理の手間もなく、利便性も向上します。

現場の現状からみる課題とメリット

現在ご使用の制御端末からIDEC独自に聞き取ったお困りごとをまとめました。
これらの課題に対してセーフティコマンダが貢献できることがあります。


タブレットをモニタ用途で使用中
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    もっとタブレットの活用範囲を広げたい

     

     

     


制御にも使用できます

 

 

 

 

 


タブレットを制御用途で使用中
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    • タブレットだけの制御操作は危険

    • 安全機器の取付け方法がわからない

     


  • 安全機器が簡単に取り付けできます

  • 安全性が向上します

 

 

 


自社で開発製作した専用端末を使用中
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    • 開発や生産コストがかかる

    • 部品廃止時の対応が大変

     


  • 開発コスト、端末コストを削減できます

  • ハード開発は不要、ソフト入替えだけで対応できます

 


汎用のタッチパネルまたはハンディタッチパネルを使用中
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    • コストを下げたい、省スペースにしたい

    • もっと機能を増やしたい

    • 最近入手性が悪い


  • 端末や制御盤のコストを削減できます

  • 機械に近づいて作業ができます⇒作業員削減

  • 機能を向上できます

  • 入手性がよいです

目的に合わせて使える、2タイプのセーフティコマンダTM

ソリューション

ロボティクス

ティーチングペンダントの置き換えに

無人搬送車(AGV)

AGV/AMRのマニュアル操作と安全性向上

搬送ライン

確認時間の短縮と手間を減らす

一般産業機械

必要な機械にだけ使うという選択も可能に

インテグレータ

タブレットを使った操作システムの安全性向上

エンドユーザ

既存設備のタッチパネルをタブレットに置き換え

大型設備

確認作業の安全性と効率化を両立

FAQ

セーフティコマンダについて、よくいただくご質問と回答を掲載しています。


※セーフティコマンダはIDEC株式会社の商標です。

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