HR6S形安全リレーモジュール


ダウンタイム低減の鍵は安全関連部の監視

高度な自己診断とその結果を出力するIoT時代の
安全リレーモジュール

安全関連部の状態の監視

安全リレーモジュールは本体と入出力信号の状態を診断していて、危険側故障が検出された場合は出力オフ、もしくは再起動を防止します。しかし一般的に詳細な診断結果やステータスを出力することはできません。

HR6S形はエラー、アラート、各種ステータスの詳細をパルス信号で出力することが可能です。パルス信号は一般的なプログラマブルロジックコントローラにおいてラダープログラムでデコードできるので、結果をサーバで蓄積して安全システムの状態を分析したりタブレットなどへ転送すると素早い保守が可能となります。

入力機器を選ばない


非常停止スイッチ、安全スイッチ、非接触安全スイッチ、ライトカーテン。

これらの入力機器はダイヤル切り換えだけで接続(監視)が可能となります。調達も1機種、保守在庫も1機種が可能です。

※一部の機種はこれらに加え、感圧スイッチ、両手操作スイッチが接続可能となります。

多彩なスタートモード

手動スタート/自動スタートに加え、
新しく起動試験モードを搭載

起動試験モードとは、自動スタートモードでご使用であっても電源投入後の最初の起動時だけはドア(カバー)の開閉を要求するモードで、主にインターロック制御時に使用するモードです。

またHR6S形は、スタート入力の短絡を検出可能です。

ひと目で状況把握できるLED表示


LEDインジケータの点灯、点滅、またそれらが組み合わさることで約20種類の状態を表示します。 エラー発生ではエラーの位置を示すので、現場ですぐに対応ができる保守性にすぐれたリレーモジュールです。

選べる端子台


従来のねじ端子台と、省工数で高信頼性のPush-in 端子台の2種類から選択可能。 ともに着脱可能で保守も簡単です。


さまざまなアプリケーションにHR6Sをご利用いただけます