カテゴリ2対応

安全リレーモジュール HR5S形


危険性(リスク)低い機械の安全対策に

制御システムにおける安全関連部の構造(アーキテクチャ)は、ISO13849-1で規定される5つのカテゴリ(B、1,2、3、4)の1つ以上の要求事項を満たす必要があります。


最も知られている安全関連部のアーキテクチャはカテゴリ3,4という制御を二重化した冗長システムですが、冗長システムだけが安全制御ではありません。

カテゴリ2のアーキテクチャは二重化ではありません。故障が発生して安全機能が機能しないとき、回避を促すために警報を出力します。この故障検出機能と警報出力について認証されたものがHR5S形安全リレーモジュールです。


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解決したいお悩み

 リスクの低い機械にも輸出できる安全制御を

 ワークもパワーも小さい機械への安全対策

 カテゴリ3のリレーモジュールのシングル配線

アプリケーション

包装機械

半導体製造装置

食品機械

ディスペンサー

コンベア

部品実装機

製薬

飲料

バーフィーダ

カテゴリ2 システム導入の効果

入力機器からの配線に短絡故障除外を
適用できるシステムの場合

合計幅サイズ

41% DOWN


コスト

45% DOWN

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オフディレー制御システムの場合


合計幅サイズ

52% DOWN


コスト

39% DOWN

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ユーザー様の声

ユーザー Aさん

接触しても軽傷の機械に、二重化が必要な安全リレーモジュールをシングル配線して使っていました。

しかし、安全対策として不完全だったこともあり、今回カテゴリ2リレーモジュールの存在を知って変更しました。

ユーザー Bさん

安全スイッチを汎用のPLCへ取り込んで制御していました。

カテゴリ2リレーモジュールならコストも許容範囲なので導入することにしました。

ユーザー Cさん

PLr=cなのですが安全リレーモジュールはカテゴリ4タイプしか知らなかったので、コストを勘案して一部の輸出向けのみ別形式で対応していました。しかし、カテゴリ2リレーモジュールなら安価であるため、全製品に導入することにしました。

ユーザー Dさん

インターロックをオフディレー制御していましたが、幅が半分以下になった上に時限設定の必要がなくなったため、コストダウンにつながりました。

故障検知ができる
リレーモジュール

安全システム故障時は再起動を防止するだけでなく、直ちに故障検知します。


故障検出時に警報を出力

故障を検出すると警報のためのオン出力と、コンタクタ遮断のためのオフ出力を出力します。


Push-in端子による省配線

二重化しないだけでなくプッシュイン端子台を正面に配置することで配線工数を削減します。

ラインアップ

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簡単タイプ
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標準タイプ
jp-HR5S-Products3.png
オフディレータイプ
形番 HR5S-C2S HR5S-C2B HR5S-C2D-T025
HR5S-C2D-T050
HR5S-C2D-T100
HR5S-C2D-T200
HR5S-C2D-T400
最大対応PL c d d