プログラマブル表示器とPLC、2つのCPUでそれぞれ並列に処理する構成を採用。HMI機能の影響を受けずに高速なリアルタイム制御が可能となり、対応アプリケーションの幅が広がります。
PLCとプログラマブル表示器をそれぞれ別々に取り付けた場合と比較し、奥行をFT1J形は1/2程度、FT2J形は1/3程度にまで小型化。
着脱式のPush-in式端子台で配線効率アップ。狭いスペースでの取付けや配線作業の分業に有効。
ベゼル幅を徹底的に狭くした狭額ベゼルデザイン。 従来品の3.8インチまたは5.7インチを設置していたパネルにも、違和感無く画面をサイズアップしてのご使用が可能です。
-20~+55℃ (*)の温度範囲に対応。温暖地や寒冷地に設置される装置で使用可能。
消毒液を吹きかけての拭取りや、アルコールなどの高濃度な薬品が染み込んだウェットティッシュでの拭取りにも対応。衛生面でも優れています。
本製品の表面はガラストップ構造のため、ガラス部分は紫外線によって白濁化することなく、高い視認性が長期間維持されます。
強化ガラスを採用し高い耐衝撃性能を保持しています。FT2J形に保護フィルムを貼り付けた状態で、鋼球落下試験を実施した結果、鋼球1kg中央部 落下高さ60cmをクリアしました。また落下高さ80cmによりガラス面が破損した場合も保護フィルムによりガラスが飛び散っていません。(*1)
*1)弊社内での試験結果であり、性能を保証するものではありません。
PCAP方式のタッチパネルは、センサ基板で電荷の変化を検出し位置を特定しているため、機械的な寿命がなく、軽快な操作が可能で、水滴による誤動作防止、2点押し操作や1.5mm厚以下の手袋での操作(*1)にも対応しています。
*1) 1.5mm厚以下の手袋でも、素材や環境により反応しない場合があります。 ご使用の環境に合わせて動作をご確認いただきご使用ください。
デジタルI/OカートリッジまたはアナログI/Oカートリッジを最大2台接続してデジタル入出力は最大8点、アナログ入出力は最大4点まで追加可能
12ビットの分解能で、DC0~10V/4~20mAのアナログ信号を制御可能なアナログ入出力を内蔵(アナログ出力はトランジスタ出力モデルのみ)。アナログボリュームをアナログ入力へ接続することで、タイマなどのアナログ設定が簡単に行えます。
カスケード制御が可能なPIDアルゴリズムを採用。温度、流量、圧力の制御を必要とするアプリケーションでご使用可能です。
FT1J/FT2J形より多くのI/O点数を扱いたい場合などは、ソフトウェア資産を流用し、プログラマブル表示器+PLCの構成にアップグレードしてご使用可能です。